1人のジャニヲタが「ヲタク」として気を付けていること。

この記事にアクセスしていただき、ありがとうございます。

エイター寄りの関西担兼スノ担を名乗りたい事務所推しのジャニヲタ、かわずです。

 

今回整理していきたいのは、かわずが抱く「ジャニヲタとしてのスタンス」について。

これまでの経験から、どのような経緯でどのようなスタンスを獲得したのか、

かわず自身も整理しながら文章にしていきます。

似たようなスタンスを持っている方がいれば、それはそれは嬉しいですし、

「自分とは違うな」とか、「この考え方はずれているな」とか、意見も嬉しいですし、

他界隈のヲタクさんからはどう見えているのかな、とか思うことはたくさんあります。

 

かわずの抱くスタンスが、ジャニヲタとして多数派なのか、少数派なのか。

それすらわからない。そのため、ジャニヲタが皆、このような考え方をしているとは

思わないでいただきたいです。「こんな、ジャニヲタもいる」という程度に。

あくまで、個人の価値観です。

 

(目次ってどうすれば付くの?)

 

スタンス①「みな、はじめは『新規』」

 よく、ジャニヲタの偏見として持たれがちなのが「ご新規さんに厳しい」という点。これ、ジャニヲタ全員が、ご新規さんに厳しい訳じゃないと思うんですよね。少なくともかわずは、「古参も新規も、みんな仲良くしようよ」と思っています。だって、かわずもはじめは「新規」だったから。「古参」のみなさんもはじめは「新規さん」だし、「新規さん」だって(そのまま推していれば)後々は「古参」になるのだから、「そこで言い争わないで!」というのが心の内。むしろ、「ようこそ、我らの沼へ」という心持でご新規さんをお待ちしています。

 

スタンス②「ジャニヲタはみな『同志』」

 世の中には、様々なヲタクさんがいらっしゃると思います。それはそれは数えきれないほどに。かわずの周りですら、色んなヲタクさんがいらっしゃるんですよね。色んなヲタクさんがいる世界で、同じ「ジャニーズ事務所に所属しているタレントさん」を好きになった者同士、もっと仲間意識があっても良いではないかなと思っています(転売屋さんは除きますよ)。

 

 これは、かわず自身とかわずの周りにいるジャニヲタ友達がみな「事務所推し」だから行き着いた考え方かもしれません。この件に関しては、「事務所推しでない方」「1グループのみを推しているジャニヲタさん」の意見を聴いて、視野を広げたい点でもありますね。

 

 1番「寂しいな」と思ってしまうことは、「推しじゃないグループ」を否定してしまったり、悪口を言ってしまうジャニヲタさん。そして、「推しじゃないグループ」を「推しているグループ」と「比較して」否定してしまったり、悪口を言ってしまうジャニヲタさん。「根拠のある批判」と「否定」は違うと思っているので、ここでは「否定」という表現をさせていただきます。このような場面に遭遇してしまうと、「このジャニヲタさんは、そのグループの悪口を言えるほど、そのグループのことを知っているのかな?」と考えてしまうんですよね。

 

 このように考えるようになったのは、自身がエイターになって経験したことと関係しているんです。ここで少し、かわずがエイターになって経験した話をさせていただきます。

 

 前回の記事で、かわずがエイターであること、エイターになる前は嵐ファンだったことを話させていただきました。しかし、エイターになる前、かわずは関ジャニ∞のことが「大嫌い」だったんですよ。ふざけてばっかだし、音程外すし、お笑いしかしないし。(過去の憎まれるべきかわず)

 

 こんなジャニヲタが、あるきっかけから後にエイターになったわけですが、エイターになってから知ったこと、はじめて見たものが本当にたくさんあって、「私って、エイトのほんの1面しか見ていなかったのに、『エイトは「嫌い」なんて思っていたんだ』ということに気づかされました。

 

 「嫌い」と思っていたものを「好き」になった経験は、かわずにとって本当に大きな出来事でした。この経験を小学生のうちにできたことは、本当に良かったなと思っています。これを機に、ジャニーズグループだけでなく、見るもの、出会う人、全てに対して、「嫌い」という概念が当てはまらなくなったんですよね。

 

 「いつか好きになるかもしれないしれないもの」に対して否定することなんてないですし、もし「嫌いかもしれない」と直感的に思ってしまっても、「それは私がその人のことを知らないからだ」と考え方が切り替わるようになりました。

 

 正直、全てのものや人に、かわずが気づいていないだけの「人を引き付ける魅力」があると思っています。そのため、「私がまだ沼っていないだけで、そのグループに沼っている人はたくさんいる。だから、そのグループには、まだ私が知らないだけの『人を沼らせる魅力』がある。だから、私なんかが否定をしてはいけない。」という思考に至るんです。「否定」しようとして、そのグループのことを知ろうとしている過程で、かわずはそのグループの魅力に引かれてしまうんですよね。

 

 もし、「推しじゃないグループ」を否定するような発言をしてしまいそうになったら、悪口を言ってしまいそうになったら、一旦考えてみてほしいと思うんです。

 あなたは、そのグループについて言及できるほど、そのグループについて詳しく知っていますか?その悪口を見て、傷つく他担の人はいませんか?あなたが発言しようとしていることを自担が言われたら、あなたは嫌な気分になりませんか?

 

 推しているグループが違うだけで仲が違ってしまう、そんな寂しいことはないと思っています…。自分が推していないからって、推しじゃないグループとそのファンの心を傷つけてはいけないと思うのです。

 

スタンス③「ヲタクもみな『同志』」

 先述もしましたが、世の中には、様々なヲタクさんがいらっしゃいますよね。ジャニヲタはその1種だと思っています。1人のジャニヲタとして、最近、あるコメント覧での発言を見て「はっ」としたことがありました。

 「ジャニヲタの地位は高いのに、2次ヲタの地位が低いのはなぜ?(概要)」

 誤解を生じさせないために提言しておきますが、これはジャニヲタさんの発言ではなく、アニヲタさんの発言でした。どちら側のヲタクが発言したかによって、受け取り方が変わってしまう可能性があるので提言します。

 この発言を見たとき、「ジャニヲタって地位が高く見られているときがあるのか…」と新しい視点をいただいた感覚になりました。これは、あるあるなのでしょうか?色んなヲタクさんの意見を聴きてみたいところです。

 1点触れておくと、かわずは「ジャニヲタの地位が2次ヲタさんの地位より高い」と思ったことはありません。これは、「上記の発言者さんの環境が、このようなことを思わせるような環境にあったから」なのではないかなと考えています。そして、世の中にはこのような環境が複数、あるいは多数あるのだなという考えに落ち着きました。 

 

 なぜ、かわずが「はっ」としたのか。理由は、かわずが「ジャニヲタもアニヲタも、地位にそんな違いはなくない?」と思っていたからです。ではなぜ、このような「ヲタク観」を持っているのか。この点について、理由は2点あります。

 

 1つ目の理由として、かわず自身、実は「狭く深くのアニヲタ」で、アニヲタとしても生きてきている経験があるからです。本当に、狭い範囲なんですけどね、その狭い範囲の中で、かなり深くアニヲタも兼ねさせていただいています(どの程度のアニヲタなのか、詳細はまた別の機会に)。

 

 アニヲタとして発言させていただくと、確かに「アニヲタ」として生活していて、「生きにくいな」と思う時期はありました。でも、それは「ジャニヲタ」として生活していても同じでした。

 この「生きにくさ」は、ただただ「ヲタクである」ということから生じる「生きにくさ」であって、そのベクトルが「ジャニーズ」に向いていても「アニメ」に向いていても同じだと、かわず自身は実感しました。

 

 そのため、かわずは、アニヲタさんもジャニヲタさんも、その他の界隈のヲタクさんも、「ヲタク」という「偏見との戦い」であると思っています。いかに、自分が「他者に対して偏見を持たないよう」に意識していても、文化的に根付いている偏見を取り除くことはとても難しいことですし、「他者がどんなフィルターをもって自分を見ているのか」という点については、相手に聞かない限り知ることができない視点だと思っています。そして、その偏見から生じるのが「生きにくさ」であると。

 

 かわずは、「『ヲタク』は、そんな偏見に惑わされず、好きなものに正直でいられる者」であると思っています。しっかり「自分」を持って、「好きなものを貫き通すことができるすごい人」という認識なので、「ヲタク」という点に、かわずは、尊敬の念を抱きますし、かわず自身も「ヲタク」でいることを誇りに思っています。そのため、その好意がどこへ向かっていたとしても、同じ「ヲタク」なので、その地位に差などないと考えるようになっていました。

 

 2つ目の理由に、小学校の頃の人間関係を例にあげます。小学校の頃と言うと、もしかしたら多くの方々が経験したことがあるのではないでしょうか。クラスの中でも、とりわけ仲の良い人たちが集まってグループを作っていたこと。かわずが小学生の頃もその例に埋もれず、クラスの中でも3.4つのグループができていたことを覚えています。そして、かわずが属してグループが、今思えばとても不思議なグループでした。

 

 ジャニヲタ(兼狭く深くのアニヲタ)のかわずの他に、K-POPが好きな子、ラノベが好きな子、2次ヲタの子という、趣味が異なるクラスメイトが集まっていたんですよね。それでも、とても仲が良かったんです。地位の差なんて、ここにはありませんでした。

 

 とてもありがたいことに、このような「ジャニヲタ以外のヲタクとの交流」を小学生の頃に出来ていたため、「どっちが高い(あるいは低い)」という考え方を持ち合わせていなかったのです。

 

 この経験から、かわずは、「ヲタク」のベクトルは異なっていても「ヲタク」同士仲良くなることはできると思っています。「ヲタク」は「ヲタク」の垣根を超えて理解しえるものだと思っているため、

 「ジャニヲタの地位は高いのに、2次ヲタの地位が低いのはなぜ?(概要)」

と思わせるような環境が少しずつでもなくなれば良いなと思っています。みな、自分の意志をしっかり持っている同じ「ヲタク」なのだから、「尊敬し合いたい」というのがかわずのヲタクとしての信念です。

 

 

今回は、これまでの記事に比べて、とても長くなってしまいました。

先述した通り、ジャニヲタさん全員が同じスタンスを持っているわけではありません。

あくまで、かわずが、自分の価値観を整理するために文章にしたものです。

 

ただ、かわずのジャニヲタとしてのスタンスが、多数派なのか少数派なのか知りたい。

ジャニヲタとして変わったスタンスであったとしたら、その他の価値観を知りたい。

だからブログを開設しました。

 

もし、この記事にアクセスしていただいた方の中で、

ここまで読んで「思ったこと」があれば、教えていただきたいです。

 

ということで今回の記事は以上になります。ご精読、ありがとうございました。

 

to be continued...?